ネイルサロンをオープンしたけれど、「どうやってお客様を集めたらいいの?」「SNSだけで足りる?」と感じていませんか?
開業初期は、はじめてのお客様に “見つけてもらう仕組み”を整えることがとても大切です。
今回は、サロンを始めたばかりの方に向けて、集客の流れと集客に欠かせないツールをわかりやすくお伝えします!
irohaWebデザイナーのiroha paletteです。
集客につながる導線を一緒に整えませんか?
ぜひお読みいただければ幸いです。
ネイルサロンを“見つけてもらう仕組み”を整える


ネイルサロンをオープンしただけでは、お客様を集客できません。なぜなら「導線」がないからです。
「導線」とは、お客様があなたのネイルサロンを知ってから来店するまでの道筋のことです。
チラシ・SNS・ブログなど、サロンについて発信することで初めてサロンのことを知ってもらえます。
あなたのサロンの発信が気になると、サロンに興味を持ってもらえます。ここで興味を持たれないと次のステップへいきません。開業初期には特に重要なポイントです。
サロンの場所は?料金は?どんな人が施術してくれるの?予約方法は?など、お客様は色々なことを調べながら行くかどうかを検討します。
サロンについての情報がまとまっていなかったり、わかりにくかったりすると、せっかくサロンに興味を持っても行こうという気持ちが弱くなってしまいます。
あなたのネイルサロンの情報はわかりやすいですか?ぜひ、はじめてのお客様の目線で見直してみてください。



それぞれが重要になりますが、1〜5までスムーズに流れることがとても大切です。それぞれのつながりを考えながら、説明していきます。
お客様にあなたのネイルサロンを知ってもらうためには何をしたら良い?
お客様があなたのサロンを見つけるきっかけは、ほとんどが「発信」です。
チラシ・SNS・ブログ・ホームページなどを通して、あなたのネイルサロンの存在を知ってもらうところから集客は始まります。


発信の仕方3選
| 種類 | 特徴 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| チラシ | 地域密着型の集客に◎ | 近隣のカフェ・美容室・住宅ポストなどで配布。オープン告知や割引キャンペーンに効果的。 |
| 世界観を伝える | 写真・動画でネイルの雰囲気を見せられる。ストーリーズで人柄や想いも発信しやすい。 | |
| ブログ | 想いや専門知識を伝える | 「どんな人がやっているサロンか」「どういうこだわりがあるのか」を深く知ってもらえる。 |
発信の目的は「売り込むこと」ではなく「知ってもらうこと」
発信=宣伝と思われるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
お客様にとっては「どんな人がやっているのか」「どんな雰囲気のサロンなのか」を知る、安心の材料なんです。
⚪︎サロンのインテリアやネイルデザインを見て「この雰囲気、好きかも」と思う
⚪︎ネイリストの想いを読んで「この人にお願いしてみたい」と感じる
そんな小さな共感の積み重ねが、予約につながる第一歩になります。


最初は「あなたらしさ」を丁寧に見せていくのがコツ
発信内容に迷ったら、まずは次の3つを意識してみてください。
サロンの雰囲気
店内の写真・サロンのこだわりポイント
ネイリストの想い
なぜネイルを始めたのか、どんなお客様を笑顔にしたいのか
デザイン例
人気の定番デザインや季節のネイルなど
そして、忘れてはいけないのが、「お客様の困りごとや気になることを、少しでもラクにしてあげられる内容」を発信することです。


お客様は、「ただネイルをしたい人」ではなく、「ネイルを通して、今の悩みや不安を解消したい人」です。
⚪︎ 仕事上、派手なデザインはできないけれど、きれいに見せたい
⚪︎ 自爪が弱くてすぐ割れてしまう
⚪︎ 子育てで忙しくても、指先を整えて気分を上げたい
そんな風に、お客様が抱えている“小さな困りごと”を解決できるような内容を発信することが大切です。



お客様の悩みや願いに寄り添う情報を出していくと、
「このサロンなら自分のことをわかってくれそう」と感じてもらえ、信頼につながります。
あなたのネイルサロンに興味を持ったお客様を予約へつなげるには?
お客様が「このサロン行ってみたい!」と思ったら、次はもっと詳しく知りたい気持ちを満たす導線が必要です。ぜひ、知りたい情報がまとめて見れるものを用意してください。



ここでは、2つの方法をご説明します
ネイルサロンの魅力や予約ボタンをまとめたLP(ランディングページ)
LPは、1ページで必要な情報をまとめることができます。画像コーディングの場合はデザインの自由度も高いのでネイルサロンの世界観に合わせたLPを作ることができます。
SNSにリンクを貼ったり、チラシ・名刺・ショップカードにコードを載せてLPを見に来てもらうことができます。InstagramなどにWeb広告を出して遷移させることもできますね。
信頼と共感を育てるホームページ
ホームページはLPと違い、サロン全体の顔となる存在です。
「どんな人がやっているのか」「どんな雰囲気のサロンか」を丁寧に伝え、信頼感を育てます。
Googleなどのブラウザから検索されて直接ホームページに来ることができます。
ただ、検索キーワードで上位表示されないと集客できない可能性があるのでSEO対策が必要です。
キーワードによっては難易度が高いですが、きちんとしたホームページがあると、それだけで信頼感があり、すぐに「ここに情報がまとまっていますよ」と伝えることができます。本格的にネイルサロンを経営するのではあれば、いずれは必要になるものです。
LPと同様、SNSにリンクを貼ったり、チラシ・名刺・ショップカードにコードを載せて見にきてもらうことができれば、予約につながります。



やみくもに作るのでは意味がないので、お客様が知りたい情報をしっかり載せて、そこから簡単に予約できるものを作りたいですね。


それぞれを組み合わせて発信する
開業したばかりの頃は、まず「あなたのサロンを知ってもらう」ことが何より大切です。
どんなに素敵な施術や空間を用意していても、存在を知られなければ来店にはつながりません。
SNSでは日々の施術例やサロンの雰囲気を投稿し、ブログでは「ネイルケアの豆知識」や「季節のおすすめデザイン」などを発信。地域の方に配るチラシも、LPやホームページへの導線をつくることで相乗効果が生まれます。
SNSもブログも1度発信しただけでは効果がなく、継続して発信する必要があります。ネイルサロンの運営だけでなく発信も・・となると本当に大変だと思います。しかし、新規顧客がリピート顧客になれば、その分集客に割く時間が減っていきます。そして、あなたのネイルを心から楽しみにしてくれるお客様が、きっと見つかります。
今回ご紹介した内容が、これからの集客や発信のヒントになれば嬉しく思います。
サロン運営がよりスムーズに、そしてお客様との出会いが増えていくことを願っています!


